手紬の太番手の綿糸を密に織った、非常に丈夫で厚手の平織物。 もともとパイナップル畑で働くワークウェアー用の素材を1930年代にジョルジュ・ブランジェ、ナサニエル・ノーフリートのブランド、 KAHARAでファッションとして打ち出されアロハシャツのルーツとも言われる布地。
ホップサックは、もともと極太のヘンプ(大麻)の糸で平織りに作られた、ホップの実を入れる布地のこと。 アロハシャツ用の綿のホップサックは、太番単糸をホームスパン風にザックリと平織りした布地で手触りが荒々しくラフな風合いが、当時リゾート・ ウェアー向きと言うことで頻繁に使われた素材。
1960年代に作られたアムンゼン織 (梨地織)の一種。ドビーで梨地織に、立体感の出るように織り上げ、 その縞模様がハワイ原産のタパに似ているところから当時トロピカル・プリントの捺染用生地として多用された。不規則な形と長さの縞模様は、 その柄違いに滝縞を現したナイアガラと呼ばれる布地もありともにサラリとして涼しく夏向きの素材。
シアサッカーは、テンションの違う糸を緯糸に使い布地の表面に凹凸の模様を出したもので、しじら織とも言う。 縮緬布地と同様、表面にできる凹凸模様が肌との隙間を作り生地が纏わり付かず涼しいと言う工夫を施した布地。 50年代から60年代に多く使われていた素材。
経糸にレーヨンフィラメント、緯糸にレーヨンスパンを使い織り上げ、富士絹をレーヨンで模倣した平織りの生地。多くは、日本から輸出され50年代後半から60年代にかけて使われた生地、J.Cペニーのアロハなどに代表される生地。
絹の平織の布地、羽二重のシルクと異なり緯糸をスパンシルクで織り上げてあり、 少し節がある乾いた手ざわりの和装用のシルク。 多くは、日本から輸出された和柄の生地で初期のアロハシャツに多い。
正式名称は着色抜染技法(抜染プリント)。地染めした生地の模様の部分から抜染剤で地色を抜き、 その部分に染料で他の色を付ける手法。 抜染剤と染料は混ぜて使うため脱色と着色は同時に行われます。濃い地色にそれと対照的な鮮やかな差し色で模様を出していきます。
オーバープリントは主に淡い地色に模様の色版を乗せてプリントする方法。 抜染のようにくっきりした境目はでませんが色と色が重なる部分がぼやけて見えるため、 和柄のような細繊で写実的なデザインに多くみられる水墨画風のタッチが色鮮やかで立体的なデザインを表現します。